プリザードブフラワーとは

FLORAL　DESIGN　ISHIZONO　北薗明美です。

日本では「プリザードフラワー」と呼ばれることもありますが、

正式には「プリザーブドフラワー」です。 

プリザーブドフラワーの語源 プリザーブド（preserved）とは「保存する」という意味。 

1987年に世界初のプリザーブドフラワーとしてフランスで誕生しました。 

そして、1991年に「長寿命の切花製法」として世界特許を取得しました。

 生花に特殊な加工を施すことでナチュラルな姿や風合い、鮮やかな花色を長時間に

わたって保つ加工花のことです。  

プリザーブドフラワー特徴

生花からプリザードブフラワーになるまでは、

脱水➡染料への浸漬➡排水➡乾燥の4工程で作られます。

花が見ごろを迎えた時期に摘み取って樹液を抜き、染料に浸して染色し乾燥すれば完成です。  

近年では、オーガニック（有機）保存液や食用の着色料を使用していて、

人体や環境に優しく出来ています。  

プリザーブドフラワーは、「枯れない花」といわれていますが、

非常にやわらかく、とてもデリケートです。

特に、直射日光や強いライトが当たると花びらが褐色し劣化を早める原因になります。

 また、湿度が高いとカビの原因にもなりますので湿気に気を付けてください。

ドライフラワーとの違い 

ドライフラワーは、花や草木を乾燥させて作ります。

 自然乾燥したものや、乾燥剤などを使用して乾燥させたものがあります。　 　　　 

ドライフラワーに比べると、プリザードブフラワーは鮮やかな花色と自然な風合い、

更にカラーバリエーションが豊富で劣化が遅いです。 

 プリザーブドフラワーの魅力

自分へのご褒美やギフト、お祝い、記念日やウエディングブーケなど、様々なシーンを彩ります。

 近年ではお水の世話がいらなく虫が付かないということで、病院へのお見舞い用としても

活用されています。 

また、枯れない花として仏花にもプリザーブドフラワーを取り入れているケースが増えています。

万が一壊れてしまっても残された花を使いリメイクすることが出来ます。

 素敵なお気にいりの花器をそのままにアレンジを変えたり、コサージュにして楽しむことで、

あなただけの世界でひとつだけの花として、楽しむことが出来ます。  

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